保険全般において得をするケースはまず存在しない

どの保険でも言えることですが、保険というのはおおむねこちらが損をするように出来ています。ルールを上手く悪用すれば意図的に儲けられないこともありませんが、真面目にかけているだけでは十中八九損をします。信じられないという方は、なぜ保険会社が成り立っているかを考えれば簡単に分かるはずです。
私たちが納めるお金の方がプラスになっているからこそ、経営が成り立つのです。会社の必要経費、社員に支払う給料、そして先述の不正受給者分の全てを真面目な契約者が負担するのですから、少なくとも平均的に考えて、それだけは損をするというわけです。
例えば3千円の医療保険があるとします。これは最低限度であって、実際はもっと高いということを留意しておいてください。対して入院1日あたりに支払われる額は、こちらもその掛け金としては多めの1万円と見積もって計算してみます。1回の入院での平均滞在日数は25日ですから、返ってくる金額は25万円。ですので7年未満までは得をする範囲ということになりますが、日本人の平均入院頻度は10年に1度で、そのうち入院する可能性の高い人は保険加入時に弾かれていますから実際はもっと長くなります。それに加えて、規約によって実際は支払われないということが多いですから、およそ得になるということはないというのが分かるでしょう。
それならばその分を貯蓄に回しておいた方が良いのです。もし高すぎて払えない医療費を請求された時は、高額医療費請求が国に対してできますので安心してください。

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